透析までの期間は生活のあり方で決まる?

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はじめに

腎臓病患者さんのほとんどは、心臓や血管・血液などの循環器系の器官に病気を抱えています。

循環器系の臓器の病気と言えば、心筋梗塞や血栓、血管がもろくなる、血液の汚れなどがあげられます。

このような病気が結果として、腎臓病の主な発症原因といえましょう。ですから、血流の衰えを改善すれば、腎臓病のほとんどの症状は改善するといってよいでしょう。

 

血流の衰えは日々の生活の中にある

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血流の衰えについて、私たちの生活を振り返って見ましょう。

①車に乗ってばかりいて、歩かなかったり、運動をしない生活を続けていると、第2の心臓といわれるふくらはぎが動かないため、下半身の血流が滞ります。

②筋肉か凝り固まってくると筋肉の中を流れる毛細血管の血流が滞ります。
肩や首筋の筋肉が固まると脳への血流が、背中や腰が凝ると心臓や腎臓への血流が滞ってしまいます。首筋や肩、背中が凝ると自律神経のバランスが崩れてしまいます。

③常にストレスを抱えた生活をしていると、自律神経が失調して血圧のコントロールができなくなり、やはり血流に支障が出てきます。

 

血流が衰えるとさまざまな症状に悩まされます

血管の総延長距離は、地球2周り半、約10万kmといわれています。

血流が衰えるような生活を30年も40年も続けていると、血管はボロボロになり、血管内には血栓が出来るなど循環器系全体に支障が出てきます。

循環器系に支障が出ると腎臓が弱り、高血圧、下肢のむくみ、腎性貧血、不眠などさまざまな症状が出てきます。

 

血流改善は生活の中で、自分で行うしかない

医師たちは皆、血流改善の大切さを説いています。

しかし、病院には血流改善に関する診療科目はありません。誤解を恐れずに言えば、血流改善だけを目的とする治療は医師の治療の範疇に入っていません。

したがって、血流改善の大切さに目覚めた腎臓病患者さんは、自分で工夫して血流改善をするしかありません。

たとえば、青だけ踏み、ふくらはぎ揉み、水泳やウォーキングなどをしましよう。しかし、気に入った健康法でも、短期間に目を見張るような効果が出ないため、3日坊主で終わってしまうのが世の常です。

そこで健康のための運動を長く続けるコツをお教えしましょう。

まずは、健康を維持するための運動であることをしっかり確認した上で何をするかです。

 

血流改善を長く続ける3つのコツ

その1・「簡単・単純であること」

テニスやゴルフのように技術を必要とするものは、技術習得に走り、運動がきつくなりがちで、運動を始める前から精神的に負担を感じてしまいます。

その2・「一人で行うこと」

1人では辛いし面白くないからと、仲間を求めるのは良くありません。

理由は、仲間を意識する奥底に、仲間に頼ろうとする依頼心が潜んでいるからです。中断する理由を、仲間に求めるので長続きしません。

実践するとなったら、やってもやらなくても自分の責任。責任は自分にあることを強く意識しましょう。

その3・「目標を立てない」

私たちは何か一つのことを始めると、少しでも効果を出したくて目一杯頑張りがちです。頑張りは長続きの一番の敵です。

あなたが10の力を持っているなら、その半分の力で続けることが大切です。

「やればもっともっとできるけれどこれ位にしておこう」
「普段運動しているのだから1日や2日サボってもどうってことはない」

こんないい加減さが長続きの秘訣です。

 

ジョギングが続かない最大の敵とは?

長く続ける3つのコツを、下半身の血流を活性化するためのジョギングに当てはめてアドバイスしてみましょう。

  • 時計は持たない。
  • 距離も行き場所もペースも決めない。
  • 菓子を買ったり、タクシーに乗れるだけの小銭を持つ。
  • 走ったことに満足したら終える。

 

「ねばならない」が一番禁物。

余裕を持って気軽にやりましょう。

 

走る前に2つの提案をします

走る前に2つのことを提案します。

一つ目は、血流改善を目的としているので、走るときは上半身をできるだけまっすぐにして腰の上に置く。

2つ目は、体重移動のとき、足の踵から入り、足の親指で蹴って走ってください。こうして走ると、肩こり、腰痛が解消し、膝が故障しません。

もう一つの効果は、足首が動いてふくらはぎの筋肉の収縮運動ができます。第2の心臓であるふくらはぎの筋肉の収縮が目的ですから、是非この2つは守ってください。

なお、この走り方は怪我をしないための最低限の方法です。
ランニングフォームについては専門書を参考にしてください。

 

サプリメントを服用する前に注意するべき2つのポイント

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血流改善のために思いつく2つ目の方法は、サプリメントの服用です。

ここでのアドバイスも2つあります。

 

本当に効果があるかどうかしっかり調べる

あなたが期待する効果を100としたとき、80の効果が出るか10の効果しか出ないのか数値が明示されていません。

服用の注意書きには、効果はあるといいながら「効能に個人差がある」と書かれています。

要するに、あなたに効果があるかどうか科学的な証明はなされていません。
何となく服用しているに過ぎません。

 

腎臓に負担がかからないかを考える

血中に入った物質は全て腎臓から輩出するしかありません。
もし血流改善効果のないサプリメントを服用するなら、腎臓の負担を増やし病気の進行を早めるだけです。

サプリメントの常用には細心の注意を払いましょう。

 

あとがき

誰もが血流改善の大切なことを認識しながら、生活の中から発生する血流の衰えを解決し切れていません。

この結果、全身の血流が弱くなると、細胞が萎縮して壊れて行き、さまざまな臓器の機能が衰えていきます。これを老化といいます。

老化は、いくら医学が進歩しても止めることはできません。
人の寿命はさまざまです。

60歳で終わる人もいれば100歳を超えてなお元気に働いている人もいます。
老化が始まると、透析までの時間は、血流改善が行われる生活をしているかどうかが大きく関わってきます。

透析に入ることなく天寿を全うしてください。

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

当協会は、健康法「内臓トレーニング」の普及を目的に設立されました。この健康法は血液やリンパの流れを促し、神経の情報伝達機能の活性化を図ることにより、自然治癒力を高めるものです。