腎臓病と循環器病は双子の兄弟

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腎臓病で内臓トレーニングを始める人たちのほとんどが、心筋梗塞や狭心症などの循環器系の病気を抱えています。また長年、糖尿病を患ってきた人が、腎臓病を併発して内臓トレーニングに取り組むようになってきました。

腎臓病は、泌尿器系の臓器の疾患と思いがちですが、どうも循環器系との関係が深いようです。

 

低周波電流で罹患している病気を判断する

体内に低周波電流を流して、その流れ具合で病気の有無を調べてみました。

例えば、両足に同じ強さの電流を流すと、障害を持たない足は電気刺激によってぴくぴく動きます。
しかし、障害のある足の方は、全く反応しないということがあります。

つまり、健康な臓器は微弱な電流にも敏感に反応しますが、障害のある臓器は強い電流を流しても反応が鈍いことが分かります。

 

腎臓病患者は循環器系の病気を抱えている

この原理を応用して内臓トレーニング実践者457人に、臓器を消化器系、循環器系、腎・生殖器系など7つのゾーンに同じ強さの低周波電流を流してみました。

すると、457人は全員腎臓病患者さんでありながら、7つのゾーンのうち、循環器系での反応が最も鈍かったひとが314人もいました。
消化器系の反応が最も鈍かった人たちのほとんどは循環器系でも反応の鈍いことが分かりました。

両者を合わせると89.3%の人が、循環器系を患っているのです。
この結果から、推測どおり、腎臓病の人は、腎臓病ばかりでなく循環器系の病気も抱えていることが分かりました。

 

腎臓病が循環器の病を悪化させ、循環器系の病が腎臓病を悪化させる

腎臓は血圧を管理している臓器です。
腎臓が分泌するレニンという酵素は、血圧を一定に保つ働きがあるし、エリスロポエチンという酵素が不足すると、腎性貧血になってしまいます。

腎臓の血圧管理が順調でないと、心筋梗塞や脳卒中などの循環器系の病が発症します。
逆に、心筋梗塞や脳卒中になると腎動脈や糸球体が硬化し、尿蛋白が出るようになります。

このように、2つの病気は兄弟のようなもので、発症原因や症状に多くの共通点を持っています。
たとえば、糖尿病、高血圧、全身の血流不全、腎性貧血などが動脈硬化、狭心症、脳梗塞などを引き起こします。

よく、「腎臓病で亡くなる人はいない」といわれます。
理由は、腎臓病が進行すると循環器系の病気も進行して、ほとんどの人は腎臓病以外の病名、特に循環器系の病名で亡くなっているからです。

 

腎臓病と循環器病は双子の兄弟まとめ

腎臓病患者さんは腎臓病の治療をするだけでなく、必ず循環器系の病気の血液検査も行い2つの病気をコントロールする必要があります。

この2つの病気に共通する発症原因は全身の血流不全にあります。

血流を活性化すると、高血圧が解消され、血管細胞が再生され、硬化している血管の弾力性も戻ってきます。
血流が順調であればこそ健康が保持でき、自然治癒力も高まるのです。

内臓トレーニング実践者が内臓トレーニングで、クレアチニンを下げたり、高血圧や静脈瘤を解消したり、むくみやかゆみを改善しているのも、全身の血流改善を行っているからです。