処方された薬について主治医に相談しよう

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なぜ飲んでいる薬が増えてきているか疑問を感じませんか?
薬をいくら飲んでも病気が治らないことに疑問を感じませんか?
今回は、薬を飲んでも病気が治らないこと、薬だけが増えていく理由について考えてみました。
 

病気は治らないのに薬は増える

Aさんは、糖尿病と腎臓病という二つの病気にかかり、循環器内科と、腎臓内科に通っています。しかも、糖尿病になって10年、腎臓病を併発して3年になり、薬の数がどんどん増えてきました。先日、とうとう毎日66錠の薬を飲むよう指示されてしまいました。

病気は治らないのに薬ばかり増える理由を、汚れた川の清掃に例えてお話してみましょう。

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現代の医療を象徴する、悪臭除去の努力

ある所に、水が淀んでヘドロの溜まったどぶ川がありました。腐敗したヘドロは硫化水素やアンモニア、メタンなどのガスを発生し、猛烈な悪臭を放っていました。川べりの住民は、臭い川を何とかしろと要求し、行政は臭い対策に追われました。

現代の土木技術を以ってすれば、どぶ川を清流に変えることは簡単です。しかし、もし行政がその技術力も資金も無くて、一つひとつのにおいを調べて、硫化水素の臭いを消す薬品、アンモニアの臭い消しなど、臭い毎に消臭剤を使用したとしましょう。
ヘドロを取り除くこともしないし、臭いの発生源である会社の指導もせずに、匂いを消すだけの方法をとれば、永久に消臭剤を撒き続けなければなりません。

また、川が腐敗すればするほど臭いはきつくなるので消臭剤の量を増やすことになります。しかも、新たな臭いが発生すればそれに合った消臭剤を追加して撒かねばなりません。

 

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現在の医療は病気の発症原因を治していない

例え話は、現在の医療の現状を象徴的に表したものです。話の中の、行政を 医師 、どぶ川を 腎臓病 、臭いを症状とすれば、消臭剤は 「薬」に相当するでしょう。腎臓病のほとんどの薬は、たとえ話の消臭剤にあたり、症状を抑えるだけで、腎臓病の発症原因を治す薬ではありません。

その結果、症状の数だけ薬が出ますし、新しい症状が出たり、症状が悪化すればそれに伴って量が増えたり、新しい薬が上乗せされます。これだけではなく、更に、薬の副作用を抑えるために下剤や痛み止めやかゆみ止めなど、症状に応じて薬が追加されます。結果として、薬の種類も量も年々増えて、病気が治らない限り一生飲み続けることになります。

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処方された薬は全部飲まなければならない?

冒頭のAさんが、66錠の薬を処方される理由がお分かりいただけたでしょうか。あなたなら、毎日66錠の薬を飲み続けられますか。ほとんどの人は、錠剤の量に圧倒されると同時に、副作用が怖くて飲み切れないのではないでしょうか。そこで、勝手に自分で判断して、その多くを捨てています。

しかし、現在の医療制度化において、患者さんは処方された薬はすべて飲まなければならないことになっています。理由は・・・・
 

自分で勝手に薬を減らすことはできない

体は、薬を飲み続けると薬が入ってくることを前提にして体内のバランスを保とうとします。ですから、自分の判断で勝手に服用を中止すると、体内のバランスが崩れ、新たな病気が発症することになりかねません。

また、福祉施設の入居者は勝手に薬を捨てることはできません。なぜなら、福祉施設には常駐する看護師さんがおり、患者さんが医師の処方した薬を指示通りに飲んでいるかどうかを確認することを命じられています。このため、患者さんは看護婦さんの目をごまかすことはできません。

このため、健康面からも制度的な面からも、自分で勝手に薬を減らすことはできません。
 

処方された薬について調べ、主治医に相談しよう

処方された薬について詳しく調べてみましょう。

  • 同じ名前の薬が入っている。
  • 名前は違っていても同じ成分や効能の薬が入っている。
  • 病気の改善にともない、現在は基準値内に収まっている検査項目の薬が処方されている。

このような見落としは良くあることです。

病気の症状も辛いが、薬の副作用の方がもっと辛いというのであれば本末転倒です。
このような例は見落とされがちです。ご自身でも処方されている薬について調べてみましょう。おかしいな?と思ったときは、調べた結果を持って主治医に相談しましょう。

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まとめ

今回は、薬が増える理由についてお伝えしました。増えてしまった薬を自分勝手に減らすことは危険です。処方された薬について勉強した上で、疑問点を主治医に相談しましょう。

 
 

ABOUTこの記事をかいた人

当協会は、健康法「内臓トレーニング」の普及を目的に設立されました。この健康法は血液やリンパの流れを促し、神経の情報伝達機能の活性化を図ることにより、自然治癒力を高めるものです。