経過観察は治療ではない

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腎臓病患者さんの闘病生活に少しでも役に立つ情報をお伝えしたくて、内臓トレーニング協会では全国でセミナーを行ってきました。

2016年に100回を超えました。
皆様の温かいご支援があってこそのセミナーと感謝しています。

このセミナーでは、腎臓病との付き合い方について様々な情報をお伝えしてきましたが、今回は、透析についてお話してみたいと思います。

 

透析の限界

内臓トレーニング協会の広岡院長は、セミナーの中で、透析についてよくこんな説明をしています。

「透析とは、血液中に溜まった水分や不純物を浄化する作業です。腎臓の機能が弱ってくると、様々な症状が発症してきますが、それらの全部を修復することはできません。あくまで、血液中の不純物を取り除く作業だけを行っているのです」

と。

腎臓には様々な機能があります。

例えば、体内の水分量の調節、血圧のコントロール、リンやカリウムなど電解質の調節などです。

透析はこれら腎臓の壊れた原因を治すことはありません。

 

「治療」と言う言葉を誤解していませんか

あなたは「治療」と言う言葉をどのように理解していますか?

内臓トレーニング実践者のほとんどは、「治療」とは、病院に行って、MRIやCTスキャンなど最先端の医療機器で検査を受け、お医者さんに診察してもらい、最後に薬を貰って帰ることだと思っています。

「治す」と言う言葉が入っているので、病気を治してもらっていると思いがちです。

現代の医療では、細胞の萎縮によって発症する病気のほとんどは治すことができません。
とすると、「治療」とは何だろうかという疑問がわいてきます。

現代の医療が病気を根治することができないというならば、「治療」とは、誤解を恐れずにいえば、「様々な症状を抑える作業」といえましょう。

透析は、血液中に不純物が溜まる原因を取り除くのではなく、溜まった不純物を回収するだけの対症療法です。
ですから、一度透析に入ったら一生続けなければなりません。

上記の様々な機能も壊れますから、降圧剤や、尿酸値を下げる薬、利尿剤、血中の不純物を取り除く吸着剤など様々な薬が出ます。

これらの薬も症状を抑える薬です。

ですから病気が進めば進むほど薬は増えるし、一生服用し続けなければなりません。

 

血流改善をして細胞を元気にしよう

腎臓病患者さんは、病気の初期の段階で弱った細胞を元気にするため、血流改善を行って病気の進行を食い止めることが大切と、広岡院長は話していました。